サハラ2010/06/22 22:18

来月大学時代のジャズ仲間とライブをやるに当たって、マッコイタイナーのサハラを久しぶりに聴いた。
当時毎日のように演奏していた曲であるが、今オリジナルを改めて聴いて、当時の勢いを思い出し懐かしい思いである。
ただ、今思えばまだまだ未熟だった20歳前後の若造でも何とか格好がつく演奏が出来ていたという意味では、
それほど高度な音楽性があったのではなかったとも思える。

当時はしかしこのマッコイタイナーグループは大人気で、特にドラムのアル・ムザーンはそのシンバルセッティングの特異性からも多くの模倣者を出した記憶がある。

改めて聞きなおしてみての感想は、このグループの面白さはとにかくスピード感にあるということ。
当時はあまり気づかなかったが山下洋輔さんの世界に結構近い。
繊細というよりパワフルな音圧のスピード感に酔ったような気分にさせられる。
聴いていてもそうなるけど、実際演奏するとよりその陶酔感に浸れるという、麻薬のような音楽であったということか。

未だにこういう演奏をしようとしている人々がプロアマ問わず存在する理由がよくわかった気がする。
来月のライブ、私はきっと陶酔して当時のように弾きまくるのではないかとちょっと危惧している。

コメント

_ 宮本リョージ ― 2010/06/23 04:05

僕も「サハラ」はよく聴きました。
あの時代、マッコイは一世を風靡していましたものねえ。
アル・ムザーンのハイアングルのシンバルセッティング。
バッチリ真似していました。

_ homei ― 2010/06/23 21:22

リョージさま

お久しぶり。
お元気ですか?

そうですか、やはりあのシンバルセッティングやっていたのですね。
あのグループはリズムが命という感じです。
今聞いてもなにやら興奮しますよ。
血が騒ぎます。

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