再会セッションを終えて2010/07/27 15:03

学生時代の仲間との復活セッションで、当時よくやっていた曲や、やりたくてもできなかった曲などを演奏してきました。
さすがにみなさんその後35年以上プロで飯を食ってきただけのことはあり、素晴らしかった。
本多氏はサックスだけでなくハンコックもどきのピアノも披露してくれました。
初めて一緒にやったヴァイオリンの斉藤氏もとても素晴らしかった。
これに味をしめて、またやろうということになりました。

しかし、久しぶりに演奏して感じたのはみなさん本質的には当時と変わっていないということです。
おそらく自分もそうなのでしょう。

年月を経てもちろん知識も増え、技術も向上しているけれど、
本来持っていた本性のようなものは、当時と変わっていないと感じました。
逆にいえば、そういう本性がまず発露してしまうのがジャズという音楽なのかもしれません。
ジャズは人間性が露骨に出る音楽ですからね。
それぞれが本質そのままで上手になっていたというのが、素朴な感想です。